SSブログ

ストレスでキレやすい男性と早漏の関係

こんな記事がある

ストレスでキレやすい人を規定している遺伝子は
同時に男性の早漏を規定しているらしい

ーーーーー
 脳内のセロトニン系を制御する遺伝子型によって、男性ではストレスでキレやすい人とそうでない人がいる、そして同じ遺伝子は男性の早漏に関係している。

  「早漏 premature ejaculation」とは、米国精神医学会のDSM−IVによる定義では、「(性行為において)挿入前、挿入時、あるいは挿入直後に、本人が望む以前に、ごくわずかな刺激で射精がおこる」こと、そしてそのために本人あるいは本人とパートナーとの関係に苦痛が生じていること、とされています。 早くいっちゃうくらいで「苦痛」とは大袈裟なと思うかもしれませんが、調査によると相当の苦痛があることは確かであり、パートナーとの親密さにも悪影響があり、ひどい場合にはパートナーとの関係に破局的な問題をもたらすことさえあることが示唆されてもいます。
  健康な男性は性交時にだいたい10分程度で「いく」ことが分かっているのですが、早漏の男性では2分程度であり、ひどい場合には1分ももたないことがあります。 なので、上記の米国精神医学会の診断基準とは別に、だいたい1、2分程度でいってしまうようなら「早漏」と考えて良いでしょう。

  さて、そんな「早漏」問題ですが、双子研究の手法を使った幾つもの大規模研究によって、やはり遺伝的な要因がかなり強いことが示されています。

Santtila JP, et al.  Premature and delayed ejaculation: genetic and environmental effects in a population-based sample of Finnish twins.  J Sex Med, 2007; 4: 1739-1749.

  などですが、遺伝的要因が28%も寄与していることが示唆されています。

  よく早くいってしまう男性に「自分だけさっさといってしまって」とその「身勝手さ」を怒る女性がいますが、別に身勝手なのではなく遺伝的・体質的なものなのでしょうがないでしょう。 それに、早漏とキレやすさの問題が共通しているということは、あまりそんなストレスをかけるとキレてしまうかもしれませんし。
  もっとも、早漏については「スタートストップ法」などの行動療法的な治療というか訓練が役に立つことが多いですし、最近では抗うつ薬であるセロトニン再取り込み阻害薬を使うと(脳内のセロトニン系が関係しているので)改善されることも分かっています。 治す方法があるのに治そうとしない、と怒るのは、まあ分かる気もします。

ーーーーー
スタートストップ法とかセマンズ法、いくつか訓練の方法としてあげられているものだが
いずれも射精しそうになったら刺激をストップしてまた再開する、それを繰り返すという
方法というほどのものでもないものばかりで
原始的すぎて驚く

スクィーズ・テクニックに関してはとても疑問がある

ーーーーー
いずれにしても、キレルこととイクことの共通性は納得出来る感じがする

話を聞くと、早くイッてくれたほうがうれしいという女性が多い







この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。