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脳が脳を理解することには矛盾がある

一つの脳が他の脳について語ることは
論理学的な危うさがある

ゲーデルは「人間精神は、脳の機能に還元できない」と語り
その後隠遁生活に入った

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還元できない部分に何があるのかを知りたいのだが
もう時間切れのようだ

個人的には限界を感じるので隠遁生活に入りたい

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脳機能すべてをアルゴリズムに還元することは不可能であるとする議論がある

不完全性定理を証明するにはアルゴリズムを並べるだけでは無理だという

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人間の脳は不完全性定理を証明できた

テューリング・マシン(簡単に言うとコンピュータのこと)は自己の思考の限界を示す不完全性定理を証明できないはずである

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しかしそうだとして、還元できない部分とはなんだろう

超越論的という言葉が当てはまるのだろうがその実態については疑問がある

一つの考え方は進化のプロセスで獲得された生得的な内的論理ということになる

感性と言ってもいいしも、直感と言っていい部分もあると思う

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一つの脳が一定のアルゴリズムに基づくものならば
他の脳がそれを理解するのであるから
同等のアルゴリズムを内包しているはずである

しかしゲーデルは不完全性定理を証明したのであるから
他の脳もその結論を理解することができるはずである

そうなると普遍的ではない部分を普遍的に共有していることになり
ここに矛盾が生じてしまう

だから脳が脳を理解することには矛盾がある

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まあ、そんなことを言っていないで、病気を治せばいいと思う





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