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千葉県浦安市広範囲で液状化

東京湾岸の千葉県浦安市は、市域の4分の3を埋め立て地(中町地域、新町地域など)が占める。

3月11日の東日本大震災では広範囲で液状化が発生。

3万7023世帯で上下水道、ガスなどライフラインが断たれた。

都市基盤施設の被災総額は約734億円に及ぶ。

江戸川を挟んで東京都と接する同市は、まさに「東京から最も近い被災地」だ。

舞浜3丁目にある京葉ガスの地震計は震度6弱を示していた。
新町には震度5強にも耐えることができる100トン級の飲料貯水槽を3基設置していたが、
そのうち2基が完全に壊れてしまった。
局地的に想定を超えた揺れが来たようだ。

幸い浦安市は全国有数の財政力を持つ自治体で、財政調整基金だけで130億円ある。
この基金を活用し、30億~50億円程度を被災した住戸の復興支援に充てようと考えている。

被害状況を正確に把握できていないので大ざっぱな計算だが、
家が傾くなど被災した戸建て住宅500戸に対し1戸当たり300万円、
集合住宅については1万3000世帯に10万円ずつ渡すイメージだ。
詳細を詰めて、なるべく早く公表したい。


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